懐かしいもの 新しいもの
最近、実家のテレビでカートゥーンネットワークが映るようになったので、時々見ています。
日本のアニメとは違った、目の覚めるような色づかいのものが多かったり、可愛らしい絵柄なのに中身はナンセンスだったりと意外性に満ちていて飽きないです……!
思い返せば、私とカートゥーンネットワークの出会いは小学生の頃。おはスタでやっていたPUFFYのアニメから興味を持って、公式サイトのフラッシュゲームで遊んでいたのが始まりです。当時のお気に入りは変な水色のオバQみたいなキャラと、茶髪の男の子がコインを取り合うボードゲームと、細長い蟹のようなキャラが洗濯機の蓋を延々と閉めるゲームでした。サイトが英語だったのでルールもよく分からなければ、アニメ自体もパワーパフガールズとPUFFYくらいしか知らないのに、よく毎日のようにやっていたものだなぁと思いますよ……。あ、ベン10は弟の持っていたレゴブロックの広告についていたので知ってる気になっていた気もする。
まぁ昔はすごく気に入ってやっていたんですが、半年もすれば徐々に飽きてくるわけでして……。その後の私はフラッシュゲームのことなんか忘れて黒歴史となるサイトとか、お絵かき掲示板とかに入り浸ったりして、すっかりカートゥーンの世界とは今の今まで縁遠いところに居たわけなんです。
で、冒頭の我が家でカートゥーンネットワークが映るようになった話に戻るんですけどね。
やってるんですよ!私が小学生の頃に夢中でやってたゲームのアニメが!!
変な水色のオバQとか、細長い蟹とか、毛むくじゃらのカバと豚のキメラみたいなのとか、ヤシの木とアヒルの間の子みたいなやつが出てくるアニメが!
正直驚きましたよ……10年以上経ってあのカートゥーンのタイトルを知ることになろうとは思ってもみませんでしたので。
「 フォスターズホーム」というアニメらしいです。
変な生き物たちは、みんなイマジナリーフレンドということでした。なるほどね。監督はパワーパフガールズの人と同じで、話は結構説教くさいそうです(弟曰く)。
何が一番びっくりしたかって、ゲームで見た洗濯機のたくさん詰まった部屋とかが、ちゃんとアニメにも出てくることでしたね。当然かもしれないんですが。
ちゃんと見てみると、色はきれいだし、画面の構成もお屋敷の中だけで話が進むことが考慮されたデザイン的美しさに溢れていて、その中で変な造形のイマジナリーフレンドたちが動き回るので人形劇のような面白さがありました。
いやはや、こんなに経ってから小学生の頃に好きだったゲームのアニメ本編に再会できるとは。
懐かしいという気持ちの反面、新しい物語に出会ったような気分でもあります。